- 2016-6-5
- ブログ
こんにちは。
今回の記事では先日訪れた「古書 やまもと」さんのご紹介をさせていただきます。
住宅街の中に、カラフルなかわいらしい看板。
扉を開けると、店主の山本洋子さんが笑顔で迎えてくれました。山本さんは移住・定住ガイドブック『おおだて暮らし』やABSラジオへの番組出演など、さまざまなメディアで紹介されているため、当ブログ読者でもご存じの方が多いと思います。
大館市の移住交流課が作成したポスターにも山本さんが登場しています。
「すっかり大館人になりました。」
山本さんは仙台市から移住し、2年前に「古書 やまもと」をオープンしました。今では多くの人が集う憩いの場となっています。お店を訪れた日もお客様が談笑しており、山本さんが淹れた紅茶を飲みながら私もついついお喋りに参加。
http://www.dodasuka.com/wp-admin/edit.php?post_type=page店内には様々なジャンルの本が並んでいます。
なかにはパラフィン紙に包まれた文庫本も。
小上がりの一角には、絵本など子ども向けの書籍をまとめたコーナーもありました。
目の前にずらりと並ぶ本はもちろんのこと、私が心を惹かれたのは店内にあしらわれた小物です。手作りのお手玉や折り紙細工、カラフルな毛糸で編まれたクッションカバーなど、あたたかみが感じられます。
藍地に白の紋様が美しい刺し子のタペストリーも見せていただきました。こちらはお店に集う女性の方が作ったものだそうです。
ちなみに古書の価格は、書籍に記載された定価の1/3で、文庫は3冊で100円とのこと。そして、お店では貸本の営業もしています。こちらは1冊50円。大型の美術本などをじっくりと眺めたい方にはお薦めですね^^もちろん、店内での読書も可能です。
郷土博物館からは車で10分弱なので、帰りに寄ってくださる方も多いそうです。
まさに私もこの日は博物館帰りにお店に寄ったのでした。そんな経緯があったため、店内で「おっ」と思ったのはこちら…『譯萬葉』。
博物館では先人顕彰コーナーで紹介されている村木清一郎による書籍ですね。
1時間ほど書架と本とにらめっこし…3冊の書籍を購入。そして美術書も借りました^^
ずっと気になっていた本もあれば、タイトルや表紙に惹かれた本も。
本だけではなく、お店のあたたかい雰囲気や、朗らかな笑顔の山本さん、やさしく話しかけてくれるお客様…1時間の滞在で素敵な出逢いがありました。
ご興味を持たれた方は、ぜひ一度足を運んでいただきたいお店です。
きっと素敵な出逢いがあるはず。
★お店では毎月さまざまな催しがあります。「本を読む会」や手芸を体験する会などなど…。
「さがそう!おおだて」さんのサイトには、今月のイベントの日時や内容などが掲載されています。
古書 やまもと
大館市下代野天下道下40-34
Tel : 0186-57-8658
*今月のお休み*
定休日 : 火曜(6/7, 14, 21)
休業日 : 25日(土)…バザー参加のため
月末休み : 6/26~30