- 2017-4-18
- ブログ
こんにちは。
最近の大館はちょっと…風が強めですが、日中は暖かく過ごしやすいお天気が続いています。
少し曇っていても、外を歩くのが楽しい季節になってきました。
先日、田代地区の比立内の水芭蕉群生地について、見ごろを迎えたという記事が新聞に掲載されました。
さっそく観光案内所スタッフも、比立内へと出かけました。
場所は田代球場裏手の二子山の麓、治兵衛谷地です。
球場を過ぎて坂道を下り、交差点を左折し比立内の集落に入っていきます。
住宅街を抜けると、右手に入り口を発見!
入り口から歩いて50mのところに「ミズバショウ群生地」の看板があります。
おっ!さっそく足元に!
ついつい身を乗り出して接写したくなりますが、ここは要注意です。
湿地のため足を滑らせる危険もありますし、足元には成長中の水芭蕉がちょこんと顔を出している可能性も高いです。
(自然および景観保護のため、鑑賞の際はマナーを守りましょう!)
ところで…
水芭蕉の「花」はどこなのか、皆さんはご存知ですか?
あの大きくて白い部分ではないの??
と思いますが、あれは葉が変形したものだそうです。
白い部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれています。
仏炎苞の中央にある円柱状の部分には、小さな花がたくさん集まる「花序」なのだそうです…!
こちらの湿原に木道はないので、水芭蕉を見下ろせる散策路から群生の様子をパチリ。
ん?湿原に続く急斜面に…何か白いものが…!
こちらはキクザキイチゲだそうです。
その隣の小さな白い花はワサビの花。
どちらも小ぶりで可憐なお花です。なんだか宝物を見つけた気分になります!
この日は田代地区内の越山集落にも出かけました。
越山集落には福寿草自生地があるとのこと。
なんでもその自生の様子は「敷かさってる(一面に広がっている)」と地元の人に聞き、期待が高まります!
散策路を歩き始めると、足元には白いお花。形がほぼ同じで、青っぽい薄紫のお花も。
どちらもキクザキイチゲでした!
菊のような葉と細長い花弁が広がっています。
上の方まで来ると、おっとカタクリ発見!
優美で繊細な姿にうっとり…。
そして、念願の福寿草も。
丸みのある花は輝くような黄色。
見渡せば、まわりには花があふれています。
アセビ
レンギョウ
ヒヤシンス
こちらは…私のプライベート?写真。
2ヶ月半ほど前に購入し、家で育てていたクモマグサにも白いお花が!
ずっと蕾が開かず心配だったのですが、はじめての開花に思わずほっこりとした気持ちになりました*^o^*
まるで宝石のようにきらきらとする花ばな。いずれも今が見ごろです。
みなさんも春の花ばなを探しに出かけてみてはいかがでしょうか??
スタッフ S