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0186-48-2119（大館市郷土博物館）

奥州平泉の藤原氏４代泰衡を祀る神社。
源頼朝に追われた藤原泰衡は、蝦夷地に逃れようとして、数代の家来である河田次郎を頼って立寄ったところを、裏切りに遭い自害に追いやられました。

首は、頼朝のもとへと運ばれましたが、頼朝は河田次郎を「不忠の臣」として処刑しました。首の無い泰衡の遺体を憐れんだ里人達は、その遺体を錦の直垂（ひたたれ）に大事に包み、埋葬しました。

このお墓が「にしき様」と呼ばれ、地域の人々に大切に祀られ、現在の錦神社となりました。

※直垂（ひたたれ）・・・・主に武家社会で用いられた男性用衣服。日本の装束の一つ。