岩瀨沢渓流

地元新聞一面コラムの一文によれば、「緑」とはもともと、色の名前ではなくみずみずしい様子を表した言葉だということです。まばゆい新緑の輝きに誘われるまま岩瀬沢大川目渓流へ、まさに一言では言い表せないその「緑」の様子がいかがなものか銀塩時代のオールドニッコールで覗いて来ました。
DSC_0302 国道7号線大館市「岩瀬大橋」の信号から車で山瀬ダム・田代岳方向へ向かい20K位の山瀬ダム五色湖の上流が田代岳の麓を縫うように流れる大川目渓流です。長木川渓流と並び市内の2大美渓……とはあまり聞いたことがありませんが、旧田代町在住の筆者は勝手にそう思いこんでいます。五色湖から上流へ5分程走ると左手に赤倉沢の小さな滝が目に止まります(いや、気を付けて見ていないと通り過ぎるかもです)。赤い岩盤の上をを勢いよく流れる清流に覆いかぶさるように茂るモミジの若葉を小さな橋の上から眺めるとシャッターをきらずにはいられなくなります。紅葉の時より今の光景が私は好きです。

DSC_0011

DSC_0337さらに上流へ10分位進むとあの雄大な五色の滝です。

途中左手に糸滝という糸の束を流したような繊細な滝がやや遠くにみえますが、当日はガスがかかっており、撮影はあきらめました。

こちらにはトイレと駐車場、東屋がありまますので五色の滝までもたないときはこちらで休憩を。この先タケノコシーズンに入りますのでここの河原では採りたてのたけのこ鍋を囲む家族づれやグループの方をよくお見受けしますが、タケノコの皮は持ち帰りましょう。

 

 

五色の滝はフェンス付きの鉄階段でかなり下まで降りられますが、風向きによっては水しぶきを浴びますので、お高い📷をお持ちの方は防水対策を。この写真は滝が白くとばないよう、日の射す前に写したものですが、日光が当たると滝壺から七色の虹が立ち上ることもあります。

DSC_0350

 

 

滝と渓流はここで視野から外れますが上は田代岳大広手登山口、荒沢登山口と続き、こちらかの山肌の景観もこの時期と紅葉時にはは格別のものがあり外せません。  以上、5月18日時点での田代大川目渓流界隈のお粗末な新緑取材でした。

DSC_0369 今年から入山料の徴収が無くなり、県内外から多くの方が山に入られると思いますが、例にもれず田代にも熊はいっぱいいらっしゃいますし、人食い熊かどうかは別として数々の格闘伝説もあります。お出かけの際にははどうぞお気をつけくださいませ。                                                                                                                                  staff K

 

 

 

 

 

 

関連記事

ページ上部へ戻る