田代岳の半夏生登山に向けて

こんにちは。
今日の大館は曇り、風がやや強めです。

田代岳の半夏生登山に向けて

さて、本日(6/18)の北鹿新聞朝刊に、田代岳の登山道整備についての記事が掲載されていました。こちらはこれからの登山シーズンに備え、「田代岳を愛する会」の皆さんがおこなったものです。田代岳の山開きまで2週間を切りました。

田代岳の半夏生登山に向けて
7月1日(金)は田代岳の山開きの日、そして半夏生の日です。
田代岳は古くから山岳信仰の対象であり、山神や田神、水ノ神、作神などあらゆる守り神がいる、とされています。
毎年半夏生の日には、九合目に広がる高層湿原の池塘に生息するミツガシワの生育状態を見て、その年の稲作の豊凶を占う「作占い」がおこなわれます。大小100を超す沼のある九合目の湿原は「田ッコ」と呼ばれ、ミツガシワを「稲ッコ」と称して占うものです。水田信仰は古くからおこなわれており、この岳参り作占いは平成4年に秋田県の記録選択無形民俗文化財に選ばれています。

田代岳の半夏生登山に向けて
田代岳の山頂には田代山神社があり、その祭神は白髭大神(猿田彦大神)です。旧正月12日には山人が里におりて飴を買いに来たという伝承と結びつき、アメッコ市の日には田代岳から白髭大神が訪れるとされるようになりました。冬の風物詩・アメッコ市の白髭大神巡行には、そのような由来があります。

さて、
今年度の半夏生、大館市観光案内所スタッフももちろん参加します。
まずはパンフレットを眺めて、イメージトレーニングから…。

田代岳の半夏生登山に向けて
田代岳の半夏生登山に向けて
「花の百名山」に数えられる田代岳。例年、半夏生の頃にはワタスゲ、チングルマ、ゴゼンタチバナ、ウレジロヨウラクなどの花が見られます。今年は例年より季節の移り変わりが早いような気がするので…開花状況が気になるところですね。

こちらのパンフレットは案内所に設置しておりますので、お立ち寄りの際にはぜひお手に取ってご覧ください◎

田代岳の半夏生登山に向けて
(田代岳の様子は過去の半夏生の際の記録写真です。)

スタッフ S

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