- 2016-6-24
- ブログ
こんにちは◎
大館市観光協会です。
昨日今日はやや湿った風の流れ。肌寒さが感じられます。
さて、本日の記事では『おおだて神社めぐり』に掲載した、ある神社を取材しました。
曲田八幡神社
こちらの神社は国道103号線沿いの、細いわき道を入ってすぐの場所にあります。
創立は大同2年(806)に創建された、旧十二所唯一の古社です。応神天皇と天照皇大神を御祭神としています。
現社殿は本殿拝殿兼用の建造物です。
南に拝殿、北に本殿が置かれています。冒頭の写真は拝殿を正面から見たもの。
本殿はご神体が置かれ、祈祷などがおこなわれる神聖な場。(取材時は閉じられていました。)
社殿を周回してみると、複数回の修復を経てることが分かります。しかし現在のところ、再建・修復年代については不詳です。
また、境内には相善社、稲荷社、庚申社の三神社があります。
写真は拝殿の南東にある相善神社です。木造の社殿には、木製の神馬(しんめ)が祀られています。神馬の前には格子が張られていますが、その隙間からは社殿を訪れたひとを、正面からじっっ…と見つめているようです。
やや暗かったため、細かな彩色は判別できませんでしたが、全体に白色が塗られ白馬の容貌を模しているように感じられました。
曲田八幡神社は周囲を木々に囲まれ、ひっそりとたたずんでいます。この神社は木々に護られている――そんな印象を受けるほどに、神社の神秘性が強く感じられました。
スタッフ S
曲田八幡神社
大館市曲田字曲田103
【参考文献】
『おおだて神社めぐり』 (社)大館市観光協会